
色鉛筆で絵を描いている時、消せない事で悩んだことありませんか?
そう、色鉛筆は消しゴムで消えない・・・だからあまり描きたくない・・・
ってなったことあると思います。
ですが、昨今消しゴムも改良されて、色鉛筆も完ぺきではないですが、
ある程度消えるようになってきています。
そんな中、おすすめの消しゴムをご紹介します。
なぜ色鉛筆は消しゴムで消えないのか?
そもそも、色鉛筆が消しゴムで消せないのは、
色鉛筆の芯にロウ(ワックス)が含まれているからです。
色鉛筆の芯は顔料とロウを混ぜており、ロウが紙の繊維にしみ込み、
消しゴムだけでは取り除けないので、消しにくくなっています。
もし、完ぺきに消したい時は、クレンジングオイルで色を浮かせて、
雑巾でふき取るという方法がありますが、それをしたら、用紙が使えなくなります。
完ぺきではなくとも、少しでも消したい!!
そんな時におすすめの消しゴムが4つあります
消しゴム 4選

1, Arcuアーチ (サクラクレパス)
こちらの消しゴムは、色鉛筆をかなりいい感じに消すことができます。何と、少し強めに塗っても、ちょっと力を入れると、ある程度まで消すことができる優れものなんです!
メリット:思ったより消すことができるので、1つ持っていても損はないです。分厚めの用紙なら、用紙もボロボロになりにくい。
デメリット:消しカスがめっちゃ出る

ダイソーのケント紙に、unicolor.№880の赤色で検証してみました
ちょっと強めに赤色を塗っています

左上をアーチで消しました
2、3回アーチでこするだけで
ここまで消えます
かなり、消えています
思ったより消えるので、これは便利です
ただ、カスが半端ないぐらい出ます

2, I-Z CLEANER (練けし)
こちらの消しゴムは、デッサン用で使用しますが、色鉛筆で暈した印象を出したい時に使われます。期待するほど消すことはできませんが、グラデーションを作ったりできるので、あると便利な消しゴムです。
メリット:色を暈す、なじませる、淡い印象にする、などの技法として使えます。
デメリット:消す目的では使用できない

真ん中をイージークリーナーで消しています
何回か擦ったけど、
ほとんど消えていないのが分かります
ただ、グラデーションで消えているので
描いたあと、グラデーションにしたい時や、
色を暈すときに便利です
消しカスはでませんが、
練けしは消した色に染まるのが特徴

3, MONO zero(ペンシル消しゴムTombow)
こちらの消しゴムは、ペンシル型の消しゴムです。ラインなど引くときにとても便利です。しっかり消すのは無理ですが、アクセントで使えます。
メリット:ラインで消したい時や、ハイライトなどのアクセントに使える
デメリット:消しゴムが細いので、折れやすい

右側をペンシル消しゴムで消しています
2.3回擦って消してます
ラインで消せるので、ハイライトやアクセントを
入れたい時に便利な消しゴムです
消しカスはアーチ程出ませんが、力を入れて消すと
消しゴムが折れることがある。

4, ダイソー 電動消しゴム
こちらの消しゴムは、ダイソーで買える電動消しゴムです。ペンシル型の消しゴムと違い、しっかりとしたラインで消すことができます。細かいハイライトなど、はっきりと消したい時に便利です。
メリット:ラインで消したい時や、ハイライトなどのアクセントに使える
デメリット:音が気になる

左下を、ダイソーの電動消しゴムで消してます
上のMONO zeroと比べると、かなりしっかりと
消すことができています
境目をはっきりさせたい時は電動消しゴムが
おすすめです
消すときに、音が気になる
まとめ
色鉛筆は消せないからと半ばあきらめてるかもしれませんが、
消しゴムはいろんな種類が出てきているので、試す価値はあります。
必ずご自身に合った消しゴムがあると思いますので、
気になった消しゴムは使ってみることをおすすめします。
消しゴム1つで、絵の印象を変えることもできますので、
色々試してみてくださいね~
